学名 Dichondra repens var.carolinensis
和名 ダイコンドラ、ディコンドラ
ヒルガオ科 半耐寒性多年草(常緑)

草丈3~5cmで、グランドカバーに適したヒルガオ科の多年草です。半日陰向き。
日本には近縁のアオイゴケがあり、古くから庭園に用いられてきました。この品種は米国産で、関東以南の気候に適応します。ほふく茎を伸ばして地面を広く覆います。耐陰性、耐湿性がすぐれていてやせ地でもよく生育するので、芝生が育たない場所のグランドカバーとして利用されます。また、土壌の侵食防止に役立ち、景観用にも優れています。
濃緑色のハート型の葉が特徴です。
主に播種をして育てますが、苗でも探せば購入可能です。

ダイコンドラ施工前 
ダイコンドラ施工後

      施工前                             施工後(繁茂後)

小手毬庭園は、半日陰のお庭です。芝生を使用せずに常緑で柔らかな緑で覆いたいと考え、ダイコンドラを選びました。最初はサカタノタネの小袋を数枚購入。播種。結果場所によってかなりのムラが出来、均一さをかいてしまったので、苗を購入。補植しました。植えたのが7月頭。それから四ヶ月後にはびっしりときれいに繁茂しました。ダイコンドラは乾燥を嫌うので、夏場乾燥しないように、灌水はマメに行いました。秋から冬は日陰の庭なので、ほとんど灌水は行いません。自然の雨のみで、よほど晴天が1週間以上続き、土が乾燥している
ようなら週1回灌水する程度でよいでしょう。グランドカバーとしては、タマリュウという選択肢もありますが、和が強くなってしまいます。緑の色もやや暗い色です。ダイコンドラは、芝生のような管理がいらない事、常緑であることが利点です。半日陰のお庭を明るいやわらかな緑で覆いたい場合には、このプランツが重宝するでしょう。

ダイコンドラ苗植えたばかり.JPG
 
ダイコンドラ苗植栽後

ダイコンドラ植えて2ヶ月後
ダイコンドラ植栽 2ヶ月後

ダイコンドラ繁茂.jpg
ダイコンドラ植栽5ヵ月後