南向きとはいえ、前に住宅があり、冬の時期は、日光の高さが低いため、家には日がよく入りますが、庭には届きません。冬は暗くて寒い庭です。そこへ現れるのが反射光です。部屋へ入る日光が、窓を介して庭に反射光をもたらします。これは狭い庭ならではの恩恵ではないでしょうか。広かったら、こんな風に日は植物に当たらないと思います。反射光効果によって、光が庭のところどころに当たり、庭に植えたパンジーやビオラのお顔が、きちんと部屋の方を向いて咲いてくれます。

20110113反射光
↑庭に反射光のあたる様子

そして冬のあいだ日光が直接差さなくても、植物たちは春へと準備を進めて少しずつ変化しています。クリスマスローズ、レンテンローズの花芽があがり始めています。また、ユリや水仙の芽も出てきています。こんな寒い日陰の庭でも植物は頑張って咲こうと動き始めているのには嬉しくなります。

ユリの芽2011.JPG
ユリの芽

レンテンローズ201101
レンテンローズの花芽