プルモナリア ’ルイスパルマー’ Pulmonaria longifolia ‘Lewis Palmer’

プルモナリア属ムラサキ科 和名:ヒメムラサキ 英名:Lungwort (ラングワート)

落葉多年草  原産地:ヨーロッパ中部、北東部、東部

耐寒性強い 日陰もしくは半日陰向き

庭用途:シェードガーデン(グランドカバープランツorカラーリーフ植栽)・ナチュラルガーデン・ボーダー花壇前列

草丈:30cm 花期:3~5月中旬

株上に伸びる根茎のある落葉性多年草。早春のまだ寒いうちから咲き始め、耐寒性がある。皮針形の最長30cmの濃緑色の葉に、柔らかい毛が生え、不規則に緑がかった白の斑点や斑が入り、卵型に近い皮針形の茎葉がつく。早春に花が開花し、ピンクから明るい青色になって咲く。やや湿り気のある肥沃に富んだ場所を好む。花がなくとも、葉の斑入り模様が美しく、グランドカバープランツ、カラーリーフプランツとして利用できる。

日陰の小手毬ガーデンでは、4月に開花します。他の多年草類よりも早く開花する傾向です。ピンクからブルーに変わる花の色。一株で二つの色の花が楽しめるなんてちょっと得した気分。葉の斑入り模様が美しく、夏には濃い緑色にシルバーがかった斑入りが特に目立ちます。株は横に広がり、グランドカバープランツとして重宝しています。植栽の前列に植えて、カラーリーフを楽しむとよいでしょ
う。
プルモナリアには落葉・常緑など14種類程あり、花色も品種によってピンク、白、ブルー、紫色などがあります。葉の斑の入るもの、グリーンのもの、シルバーがかったものなどそれぞれ。気に入った品種をシェードガーデンで一株から育ててみてはどうでしょうか。

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プルモナリア’ルイスパルマー’の花

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プルモナリア’ルイスパルマー’全体の姿

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夏のプルモナリア’ルイスパルマー’の姿。葉の色が濃くなり、斑が鮮明に出る。花はないが、カラーリーフとして存在感がある。