テラリウムの中でシダを育てる

ボトルキャニスターとして生活雑貨、調理雑貨として売られているビン。その中に植物を入れて育てちゃおうというのが、テラリウムの世界です。光は通して蒸発する水分は逃がさず循環させるという、自然と同じサイクルを再現することで、少ない水やりで育てることができるインテリアプランツの育て方です。
冬の暖房をつけた室内は、乾燥しがちです。その中で観葉植物のシダ類は、乾燥を嫌い、霧吹きをこまめにやる必要があります。ふと、瓶に入れることを考えてみました。これは、作って数週間後の様子。下の写真は３ヵ月経った現在の様子。全く水はやらずに育てていますが、元気です。

入れたのは２号サイズでよくホームセンターの観葉植物コーナーに売られている「ダバリア　ラビットフット」正式には、ダバリア・トリコマノイデス。飾りに流木を添えています。瓶の底には珪酸塩白土を敷き、土は、微塵を取り除いた（ふるいにかけた）赤玉土小粒とくん炭を混ぜたもの。ハイドロボールでやる場合は、苗の鉢土をよく落として根の状態にしてから。セラミスや赤玉土であれば、あまり土を落とさなくても植え付けOKです。

みずみずしい葉をみせてくれる小さな世界テラリウム。簡単で気軽にインテリアに飾ることができます。是非みなさんも試してください。