３月１９日より始まるはままつフラワーパークの「浜名湖花フェスタ」に向けての春の展示替えに15日から行ってきました。通常期間中は 現在私は関与していないのですが、３月からの春のクリスタルパレス大温室内のデザインを主にさせていただいています。植えた植物たちは、外よりひと足先に春～初夏を感じられるような花壇を バラやデルフィニウム、アジサイを植栽して演出しています。
↑ボーダー花壇植え替え中。パークスタッフがバラを這わせたり、植え替えをしている様子
今年の大温室 春の展示テーマは「ハッピーフラワーフェスティバル」です。ヨーロッパでは春の訪れを祝う５月祭というお祭りが各地で行われます。春は花の象徴であり、これからの収穫を願うために行われています。この５月祭を模した 花のお祭りを演出しています。５月祭で中心的な催しのひとつに「メイポールダンス」があります。色とりどりのリボンをこども達が踊りながら編みこんでゆくものです。このメイポールダンスの雰囲気を楽しむ メイポールダンスガーデンをイベントコートに演出しています。５月祭に選ばれる「メイクィーン」と共に お庭に彩とハッピーな春をお届けします。
実を言うと、私の母校 恵泉女子短大 園芸生活学科も、当時５月にプレーデーという５月祭の催しが行われていました。一番花壇の美しい季節にキャンパスにお客様を花でお迎えしてお祭りをしていたのです。
当然、このメイポールダンス、生徒から選ばれたメイクィーンも登場。懐かしい思い出がよみがえりました。
↑イベントコートのメイポールダンスガーデン植え替え中
↑メイクィーン とてもよくできています。パークスタッフ女性陣に私のラフスケッチから土台の人形を作ってもらいました。
植え替えを夜間までする毎日でしたので、終わって東京へとんぼ返り。まだきれいな写真が撮れていません。施工中の写真ですみません。４月上旬にまたデルフィニウムも咲いた頃きれいな写真をUP予定です。
デルフィニウムを沢山入れていますので、それが丁度きれいに咲いてくるのはあと２週間後くらい。（それまでの天候に左右されますが・・・）温室という特殊環境ですので、４月下旬には植え替えがあり、ゴールデンウィークからは、違う植物を使った彩の植栽となります。
↑ノットガーデン 中心のタペストリー作製中
今年はラナンキュラス ラックスシリーズのおかげで、デルフィニウムが咲かなくても華やかに演出できています。ノットガーデンは今年は初のイエローガーデンにしてみました。「きらきら」がテーマです。
３月～６月は、はままつフラワーパークが最も美しい季節であり、特に桜の名所でその時期にチューリップとの競演がとても美しい。
是非足をお運びいただいて、花見を楽しんでいただければと思います。（詳しくは下記HPサイトをチェックしてください）
http://e-flowerpark.com/
下の写真は、昨年のはままつフラワーパークのソメイヨシノが開花していた頃の様子
